VSCodeのスニペットを整えたら爆速になった話
2025.07.29 09:00
2025.07.22 09:36

はじめに
SCSSのネストをやめて、BEMで全クラスを書いていたら、タイピング量がものすごいことになりました。指が疲れるし、長いクラス名を毎回打つのはさすがにしんどい…。で、前回の記事の中で「VSCodeのスニペットを活用」というのをピックアップしてみました。
ちなみにスニペットは、「毎回手で書くのは面倒だけど、何度も出てくる決まったパターン」を登録しておくと、タイピングが爆速になる便利ツールのことですね。
僕が設定したスニペットの考え方
- よく使うパターンを1発で呼び出せるようにする
- BEMの記法やFLOCSSのprefixを省略できるようにする
- SCSSだけじゃなく、HTMLでも使えるようにする
- 補完候補に出やすい短いprefixにする
スニペット例
{
"BEM Block": {
"prefix": "bblock",
"body": [
".${1:block} {",
" $0",
"}"
],
"description": "BEM Block"
},
"BEM Element": {
"prefix": "belem",
"body": [
".${1:block}__${2:element} {",
" $0",
"}"
],
"description": "BEM Element"
},
"BEM Modifier": {
"prefix": "bmod",
"body": [
".${1:block}--${2:modifier} {",
" $0",
"}"
],
"description": "BEM Modifier"
},
"MQ": {
"prefix": "mq",
"body": [
"@include mq(${1:md}) {",
" $0",
"}"
],
"description": "Media Query"
}
}
補足
- スニペットは VSCode のメニューから
⌘⇧P
→ 「ユーザースニペット: Configure User Snippets」で編集できる。 - 言語ごとに分けて書くと管理しやすい。
- 補完候補が多すぎると逆に使いづらいので、よく使うものだけに絞るのがおすすめ。
まとめ
スニペットを整えるだけで、BEMの長ったらしいクラス名も一瞬で書けるし、無駄なストレスが減りました。
地味だけど、作業効率を大きく上げてくれるので、もっと早くやればよかったと思います。
もし興味があれば、このJSONをコピペして、自分用にカスタマイズしてみてください!
今回は以上です!