WEBサイトのコンバージョンを調べる 3

2025.04.04 09:00
2025.04.04 11:31
WEBサイトのコンバージョンを調べる 3

前回に続いてコンバージョンについてやっていきます!
今回は状況確認と対策について考えていきます。

1. コンバージョンの確認&分析

GA4での基本チェック

「レポート」→「エンゲージメント」→「イベント」や「コンバージョン」で
 blog_read_completeどれくらい発生しているかを確認します。

考え方

例えば記事Aはよく読まれてるけど、記事Bは読まれず離脱されてる…などなど、
「ページ別」「流入チャネル別」に読了率を比較するといいようですね。

2. 改善施策への活用

上記の状態を把握した上でどうするかを考えていきます。

読了されている記事なら…

読了率が高いということは以下の3点のような良い点があるということですね。

  • 内容に興味を持たれている
  • 構成や文章が読みやすい
  • タイトルや導入が適切で、離脱を防げている

そこからさらに改善する場合は何を考えたらいいでしょうか?
改善ポイントとして大きくは以下の3点がありそうです。

  • 滞在時間を伸ばしたい
  • 回遊を促したい
  • アクセス人数を伸ばしたい

これらに対する答えとしては簡単ですがこんな感じでしょうか。

  • 滞在時間を伸ばしたい -> 記事内容や構成の見直し
  • 回遊を促したい -> 内部リンクの強化
  • アクセス人数を伸ばしたい -> SEO強化やSNS等での露出

読了されていない記事なら…

上記の改善点は当然試すのですが、
それ以前に以下の3点の問題がありそうです。

  • デザインや記事構成がわかりずらい
  • ファーストビューが分かりづらい可能性
  • 導線がわかりずらい可能性

たとえばデザインであれば「若者向けではないのに文字が小さい」とか「病院なのに派手派手なデザイン」ではミスマッチで離脱の原因になりそうですし、記事構成であれば「話の流れがバラバラ」だったり「見出しと内容が噛み合っていない」だったり、「想定するユーザーと記事内容が一致していない」可能性もありそうです。

ファーストビューであれば、見出しや写真が「自分のことだ」と思ってもらえないような内容になっていて読まれないという可能性もあります。

導線がわかりずらいに関しては「読んだあとどうすればいいかわからない」とか「ほしいところにボタンがない」とか「そもそもメニューがわかりにくい」とかですかね。

次回は実際に改善をしてみたいと思います。

今回は以上です!