GoogleAnalyticsのカスタムイベント設定をしてみた

2023.04.18 08:00
2023.04.01 10:49
GoogleAnalyticsのカスタムイベント設定をしてみた

GoogleAnalyticsではカスタムイベントというオリジナルの設定をすることで、サイトのいろんな状況を計測することができるみたいなので、いろいろと調べて設定してみました。今回は読了率測定の設定を例に、設定反映までの流れをやってみました。ちなみに設定自体はGoogleTagManagerで行うらしいですね。
GoogleAnalyticsの設定は既に完了してる想定です。また、ブラウザはGoogleChrome必須です。

1. 設定の流れ

流れはざっくりとこんな感じらしいです。

  1. 変数の設定
  2. トリガーの設定
  3. タグの設定
  4. 動作確認
  5. 公開する

2. 変数の設定

まずはGoogleTagManagerで変数を設定するみたいですね。左の「変数」をクリックして「設定」をクリック、「スクロール」の中にある「Scroll Depth Threshold」にチェックを入れるみたいです。そうすると、組み込み変数の中に1つ増えましたね。これでスクロール率を測定するのに必要な変数がそろったようです。

3. トリガーの設定

次にトリガーを設定するようです。新規から「トリガーのタイプ」をスクロール距離にして、画像のとおりに設定していくようです。

4. タグの設定

次にタグを設定するようです。新規から「タグのタイプ」をスクロール距離にして、画像のとおりに設定していくようです。

ここでは、タグ名は「PageScroll」、イベント名は「scroll」、パラメーター名は「percent_scrolled」と入力してみます。
設定はここまでのようです。

5. 動作確認

設定がちゃんとされているか「プレビュー」を使って動作確認を行うようです。
GoogleTagManagerの画面右上の「プレビュー」をクリックすると、対象のURLにつなぐ画面がでるので、URLをhttpsから入力してみます。

TagAssistantの画面のTag Fired部分で「PageScroll」が表示されました。無事発火しているってことですね。

確認できた、ということでプレビュー関係のページを閉じました。

6. 公開する

これですべてOKっぽいので、公開します。GoogleTagManagerの画面右上の「公開」をクリックして、バージョン名を「PageScroll」にし、公開を押しました。

ワークスペースに戻ってみても「ワークスペースでの変更数: 0」になっているので、すべて公開されたと思います。

7. 確認する

数時間から1日程度たてばGoogleAnalyticsに反映するらしいので、見ていきたいと思います。

8. まとめ

まずは「何を計測したいのか」を決めます。 -> タグ
そしてそれに必要な項目・要素を決めます。 -> 変数
最後に発火タイミングを決めます。 -> トリガー

変数を使って計測タグを作成し、トリガーをつくってタグに登録するって感じですかね。そしてそれぞれで命名規則に則って名付けをし、混乱を防ぐ。プレビューをして公開する。

これはむずかしい・・慣れが必要ですね。

今回は以上です!